過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
1- 20
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/23(金) 17:37:56.89 ID:d8131qjCo



 拝啓、叔母上様。

 立秋の候、いかがお過ごしでしょうか。

 こちらは相変わらずです。
 父は資本主義経済の下、身を粉にして馬車馬のごとく働き続け、盆も盆にあらずと言った様子。
 妹は、義務教育下の受験生であるにも関わらず、我が家の良妻賢母になりきって家事をこなしています。
 夫が父で、子が俺です。

 受験生だと分かっているなら、家事はお前が代わってやれと、どうか仰らないでください。
 彼女は望んでそうしているのです。
 
 と言いますのも、以前一度、俺が一日だけ、炊事洗濯掃除買い物をすべてをこなしたことがあったのですが、
 食材は料理とは呼べぬ何かに変貌し、服は雨に濡れ、
 白いシャツには色が付き、床は傷つき、妹の下着がなぜかリビングに散乱しました(摩訶不思議でした)。

 我々は悲嘆に暮れたのです。
 それは我が家の経済状況を圧迫すらしました(主に俺の小遣いの面でですが)。

 以前というか、二日前のことです。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
642Res/457.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice