過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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593:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:38:44.68 ID:0AsOA6Dxo

 でもとにかく扉を開けるしかなかった。ドアノブを捻ると、扉は簡単に開いた。

「本当に行くの?」

 彼女の声には明確な侮蔑が込められていた。それをやり返すことだってできる。
 でも俺は、彼女を軽んじるつもりはなかった。

「本当に行くんだよ」

 あるいは彼女の言う通り、後悔するだけかもしれない。
 
「うそつき」

 そんな言葉が後ろから聞こえた。でももうどうしようもない。  
 このままではいろんなものが駄目になってしまう。
 
 俺は扉を開けた。




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