過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 16:25:15.92 ID:xe0Bkj3eo

「あの、わたし、あなたにどこかで会ったことありますか?」

「……」

 やっぱり、祭りのときの女の子なのだろうか。
 あのときは暗かったし、服装もいまと違ったから、いまいち確信が持てないでいる。

 部長はなにか気まずそうな顔をしていた。

 俺は心当たりを探しているようなふりをしてから、

「いや、判りませんね」

 と結局ごまかした。彼女はとまどったような顔になった。

「そうですか」

 と言ったきり、落ち込んだように俯いてしまう。
 ……なぜ落ち込む?
 
 祭りの日に顔を合わせたかもしれない相手、というだけなら、落ち込む必要はないはずだ。
 それとも、もっと他の場所で会ったのだろうか。あるいは、誰かと勘違いしているのか。



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