過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
1- 20
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 16:30:34.63 ID:xe0Bkj3eo



 家に帰ってからすぐに自室のベッドに横になって眠った。
 結構深い眠りだったけれど、目が覚めたときに時計を見ると、帰ってきてから二十分と経っていなかった。

 俺はふと思いつき、洗濯物を取り込んで畳んだ。

 何か考えなくてはならないことがあった気がするのだけれど、思い出せない。
 しばらくすると妹が帰ってきて、夕食を作り始めた。手伝うには、まだ本調子ではなかった。
 俺は自分が制服のままだったことに気付き、着替えることにした。
 
 食事のとき妹が、

「クルマサカオウムってかわいいよね……。でも夜明け頃とかに絶叫する習性があるんだって。なんでだろうね」

 というような話をしていたけれど、頭にはあまり入ってこなかった。

 食事をとってから、すぐに部屋で休んだ。 
 ここにきて、風邪がいきなり悪化した理由が分かった気がした。やっぱり寝不足だったのだ。

 眠くて仕方ない。身体が異様に重かった。

 ベッドで休んでいると妙な焦燥感のようなものに襲われた。
 それが眠気にのまれて消えてなくなるまで、しばらく俺は眠ることができなかった。  



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
642Res/457.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice