過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 Part.3【アラフォーマーズ】
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961: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2013/08/25(日) 17:59:00.46 ID:plLjH4B1o

京太郎「さて、それじゃあ今日も孤独じゃないグルメをはじめましょうか」

菫「ああ」

京太郎「それじゃあ、いつもどおり適当に歩き回って探す感じで」

菫「そういう、出会いが大事だからな」

京太郎「そっすね。やっぱり食事はインスピレーションっスよ」


 などと、カメラつきで歩きながら二人。

 ぶらぶらと、人ごみに逆らいながら歩く。

 時々、プロだというのでこちらに声援を送る人がいる。

 なんとも、こそばゆい。


菫「なあ」

京太郎「どうしました?」

菫「ここらへん、人が多いな」

京太郎「大通りっすからね……」


 ふむ、と二人で視線を路地に移す。

 こういう、混み混みとしたところは性に合わない。

 飯を食おうとしているのに、なんだか急かされているみたいでちゃんと店が決められない。

 徹夜で何半荘もやっているように、頭がぼうっとしてくるのだ。

 人ごみに酔う、という奴か。飯前なので、等分が足りないのかもしれない。


京太郎「こういう人込みって、現代っぽさを意識させられてなんだかなって感じっすよね」

菫「こっちは、ゆっくりと遅めのお昼を食べたいのに……やれやれだ」

菫「昼休みも何も、あったもんじゃない」

京太郎「向こうのリズムに、こっちまで合わせられそうなこの感じ」

菫「ちょっと、よくないな。裏に出よう」


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