過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 Part.3【アラフォーマーズ】
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973: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2013/08/25(日) 18:22:30.47 ID:plLjH4B1o

淡「げっ」

淡「須賀プロに……菫先輩」

京太郎「あー……」

菫「……やれやれだ」


 こうして、顔を合わせてしまって。

 おまけに、向こうが声を上げてしまったらもう、どうしようもないじゃないか。

 ここで無視して座席に着くのも違うと思うし……。

 かといって、店を変えるなんて以ての外だ。

 どちらにしても、落ち着いた食事ができなくなる。どうにも気にしてしまって、後味が悪くなって楽しめないのだ。

 ちょっと落ち着いた雰囲気の喫茶店。よいと思ったが、まさかこんなおまけがいるとは。


京太郎「……菫先輩」

京太郎「考えてること、同じっすか?」

菫「……同じ、だろうな」


 やれやれと、淡のいるテーブルに向かう。

 四人がけだけど、これは三人でかけるには向いていない。

 四人がけに二人。それで対面。それぞれ、荷物を置ける。

 そういう状態が、ベストだ。


菫「うーん」


 ウェイトレスがメニューを持ってくるが、弘世菫はまずは備え付けのメニューを見る。

 メニューではなく、旬のものとか、お勧めのものが乗っている。

 一方の京太郎は、店内を見回した。壁に張られたジャズのポスターに混じったお品書きが、いい味を出している。

 これで、コーヒーが美味ければ万々歳だ。


京太郎「……おっ?」


 そこに張ってあった、「焼き豚丼」の文字。

 喫茶店に焼き豚丼。あまりにも不釣合いすぎる組み合わせだ。

 匂いは大丈夫なのか。店の雰囲気を崩してやしまわないか。

 そうも思ったものの、やはり、気になる。


菫「うーん」



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