過去ログ - リヴァイ、エレン 「その先にあるもの」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 23:51:55.57 ID:LuxEaNHv0

「…っ!!!兵長?!」

自分の口から悲鳴ような声が迸った。
予想もしていなかった、考えたことすらない、無敗の人類最強が、血にまみれている。

「リヴァイ!!!」
ハンジさんの唖然とした叫び声がする。

「やむを得ん!ミカサ、ハンジ、奴を足止めしろ!リヴァイを待避させる!出来るだけ時間を稼げ!」
初めて聞くエルヴィン団長の切迫した声が響く。

「はっ」「任せて!」
即座に行動に入る2人に“それ”を任せ、エルヴィン団長が飛び込んで来た。

「エレン、怪我はないな?」
機械的に頷いたオレを一瞥し、リヴァイ兵長へ向き直る。

「しっかりしろ、リヴァイ!人類最強の名が泣くぞ!」

声をかけながらスカーフを外して素早く傷口を締め、
軽々とリヴァイ兵長を抱きあげて手近で丈夫そうな建物を探す。


その時。知らない声をきいた。

{もう、うっとおしいなあ!アナタたちじゃないんだよ}

「エルヴィン!!まずい!そっちいった!」
「エレン!逃げて!」

ハンジさんとミカサの切羽詰まった警告の叫び声に、
振り向いたオレの目に映ったのは、全身を剛毛に覆われた、見たこともない巨大生物。
そいつは俺だけをしっかりと見据えていた。



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