過去ログ - リヴァイ、エレン 「その先にあるもの」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:12:28.97 ID:qaDYtG7q0

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二度にわたり拘束されかかったエレンだが、今回も無事取り戻すことができた。
なぜ奴らはこれほどまでにこいつを欲しがるのだろう、テメェらだって同じ力を持ってやがるくせに。
その都度、俺たちは、大事な仲間を、部下を、失っていく。身内だけでやっていろ、と心底思う。

前回の女型捕獲作戦後、「人類最強」が飛べなくなった、という情報は瞬く間に街中に広まっていた。
人々は怒り、絶望し、この作戦の責任者であるエルヴィンに激烈な非難が集中した。
その結果のひとつとして、エレンの憲兵団への引き渡しが決定したのだ。

確かに多少やられたがもろに食らったわけでもなく、昔から人よりも怪我の治りの早かった俺にとっては
それほど大した怪我という訳ではなかった。
実際、壁の中に巨人が現れる前には、完治こそしていないまでも飛ぶには十分だったのだが、
エルヴィンはあえてそれを公表しようとはしなかった。

何か考えがあるのだろうと、俺も飛べないふりをし続けていた、そんな時に起こった再度のエレン誘拐劇。
やつらの計画が、俺がいないものとしてたてられていたのだとすれば、あの巨大樹の森で突如現れた俺をみて、
随分と焦ったことだろう。



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