44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 02:28:11.23 ID:0Mj0GtvNo
P「今日は連絡取ってないよね」
肇「それどころか私、オフだったので会ってすらいませんよ」
P「今日は暑いし忙しくてさー。家に帰って来たと同時に倒れるように寝たよ」
肇「シャワーくらいは浴びましょう」
P「だよなー。はっはっは」
肇「……で、そんな具合でも夢は繋がると」
P「昨日の杏じゃないが本当に万策尽きたわ」
肇「このまま二人で誰かの夢を旅し続けるのでしょうか」
P「解除方法がなければおそらくそうなるよな」
肇「困りましたね……あれ?」
P「どうした?」
肇「なんだか……水路が広がっていくような」
P「本当だ。今までは船二隻並べたらいっぱいくらいのスペースだったのに」
肇「他の水路と合流するたびに広がっていきます」
P「町の中の水路だったのにこれじゃ普通の川だ」
肇「Pさん。あれ……海ですか」
P「海だ。おい、このままだと俺達は夢の海を彷徨うことになるんじゃ」
肇「だめです。流れが早過ぎて川岸に行こうにも流されます」
P「二人でやるぞ。いくぞ、せーの!」
肇「……だめです。びくともしません」
P「もうだめだ。海に……いや、光だ。海と川の境目に光があるぞ」
肇「夢の光? いや、でもこんなにまぶしいのは」
P「光が増幅していく……飲み込まれるぞっ! 肇、手を!」
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