過去ログ - メガほむ「な、なんでもするから許して……」杏子「ふーん、じゃあ>>2してよ」
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2013/11/08(金) 08:54:35.82 ID:/2y86P6j0
ほむら「…………」
私は、少しずつ分かり始めていました。
私に執拗な嫌がらせをした彼女。
以下略
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2013/11/08(金) 08:56:02.58 ID:/2y86P6j0
そう口にした瞬間、赤毛の彼女はあっと言う間に詰め寄り、私の胸倉を掴みました。
ほむら「っ……!」
杏子「ふ、ふざけんな! 何言ってんだよ!」
以下略
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2013/11/08(金) 08:57:01.47 ID:/2y86P6j0
けれどもその声は徐々に弱々しいものになっていって、握る手も少しずつ解けていって。
杏子「寂しく、なんて…………」
あとに残ったのは沈黙と……力無くうなだれる彼女の姿。
以下略
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2013/11/08(金) 08:57:48.32 ID:/2y86P6j0
階上から、休み時間特有の喧騒が伝わってきます。
足音、話し声……学校の日常の音。
それらが遠い別世界の出来事のような、そんな錯覚に襲われるほどの長い沈黙が、私達三人を縛り付けていました。
以下略
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2013/11/08(金) 08:59:40.16 ID:/2y86P6j0
……私は、彼女のことは決して好きではありません。
意地悪だし、怖いし、酷いこともされました。
簡単には許せそうにありません。
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2013/11/08(金) 09:01:22.70 ID:/2y86P6j0
ぎゅっと手を握りしめて、拳を固めて。
ほむら「あの……」
弱い自分に負けないように、決意して。
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2013/11/08(金) 09:02:11.83 ID:/2y86P6j0
( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。
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2013/11/08(金) 09:03:03.18 ID:/2y86P6j0
◇
光陰矢の如し、と言いまして……。
あっという間に1ヶ月の時間が過ぎました。
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2013/11/08(金) 09:03:44.28 ID:/2y86P6j0
あれから私達三人は、一緒に腹筋を鍛えあう仲間になりました。
初めは佐倉さんは素直になってくれなくて、参加を渋っていました。
呉さんも恥ずかしがって、なかなか腹筋をしてくれませんでした。
以下略
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2013/11/08(金) 09:06:16.57 ID:/2y86P6j0
……腹筋をするようになって、私達の日常にもそれぞれ変化がありました。
呉さんは、腹筋を鍛えることで自分に自信がついた、と言っていました。
おかげで憧れの人に話しかける勇気が出て……その人とお付き合いを始めることも出来たそうです。
今度紹介してくれるらしいですけど……どんな人なのかな、美国さんって。
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304
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2013/11/08(金) 09:07:20.88 ID:/2y86P6j0
杏子「じゃあ今日もほむらんちに集合な!」
ほむら「はい! ……うふふっ」
佐倉さんの満面の笑みは、私の胸の奥を温かくしてくれます。
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