過去ログ - メガほむ「な、なんでもするから許して……」杏子「ふーん、じゃあ>>2してよ」
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294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 08:54:35.82 ID:/2y86P6j0
ほむら「…………」

私は、少しずつ分かり始めていました。

私に執拗な嫌がらせをした彼女。
以下略



295:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 08:56:02.58 ID:/2y86P6j0
そう口にした瞬間、赤毛の彼女はあっと言う間に詰め寄り、私の胸倉を掴みました。

ほむら「っ……!」

杏子「ふ、ふざけんな! 何言ってんだよ!」
以下略



296:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 08:57:01.47 ID:/2y86P6j0
けれどもその声は徐々に弱々しいものになっていって、握る手も少しずつ解けていって。

杏子「寂しく、なんて…………」

あとに残ったのは沈黙と……力無くうなだれる彼女の姿。
以下略



297:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 08:57:48.32 ID:/2y86P6j0
階上から、休み時間特有の喧騒が伝わってきます。

足音、話し声……学校の日常の音。

それらが遠い別世界の出来事のような、そんな錯覚に襲われるほどの長い沈黙が、私達三人を縛り付けていました。
以下略



298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 08:59:40.16 ID:/2y86P6j0
……私は、彼女のことは決して好きではありません。

意地悪だし、怖いし、酷いこともされました。

簡単には許せそうにありません。
以下略



299:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 09:01:22.70 ID:/2y86P6j0
ぎゅっと手を握りしめて、拳を固めて。

ほむら「あの……」

弱い自分に負けないように、決意して。
以下略



300:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 09:02:11.83 ID:/2y86P6j0
 ( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、

硬派なトレーニングスレです。
以下略



301:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 09:03:03.18 ID:/2y86P6j0


光陰矢の如し、と言いまして……。

あっという間に1ヶ月の時間が過ぎました。
以下略



302:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 09:03:44.28 ID:/2y86P6j0
あれから私達三人は、一緒に腹筋を鍛えあう仲間になりました。

初めは佐倉さんは素直になってくれなくて、参加を渋っていました。
呉さんも恥ずかしがって、なかなか腹筋をしてくれませんでした。

以下略



303:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 09:06:16.57 ID:/2y86P6j0
……腹筋をするようになって、私達の日常にもそれぞれ変化がありました。

呉さんは、腹筋を鍛えることで自分に自信がついた、と言っていました。
おかげで憧れの人に話しかける勇気が出て……その人とお付き合いを始めることも出来たそうです。
今度紹介してくれるらしいですけど……どんな人なのかな、美国さんって。
以下略



304:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/08(金) 09:07:20.88 ID:/2y86P6j0
杏子「じゃあ今日もほむらんちに集合な!」

ほむら「はい! ……うふふっ」

佐倉さんの満面の笑みは、私の胸の奥を温かくしてくれます。
以下略



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