過去ログ - 勇者「な、なんだこのパーティーは」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 14:28:33.68 ID:5QTMmlfQ0
第二の街

勇者「活気に溢れ……てない街だな」

拳法家「それより何故誰ひとりとして外に出ていないんだ」

波紋使い「まだ、時間的には夕方ですよね? 家に帰るには早い気がしますけど」

博士「待て、この街は外と比べてやけに暗い。いや、暗すぎる」

勇者「確かにさっきまで見えてた太陽も見えないな」

波紋使い「うう、太陽がぁ」

拳法家「おい、あれを見ろ」

勇者「何だ? 月、なのか?」

博士「月はもっと輝いているはずだが」

波紋使い「太陽の光を受けないからじゃないですか?」

博士「確かに月は太陽の光で輝いてはいるが果たして日光を遮断することができるのか?」

拳法家「よほどの魔力をもった輩の仕業のようだな」

勇者「まずは情報収集をしよう。俺と波紋使い、拳法家と博士の二手に分かれて、俺たちは街の東側、拳法家たちは西側を。そして一時間後にまたここで待ち合わせだ」

拳法家「分かった。そういえば貴様、携帯は持っているか?」

勇者「あ、持ってるよ」

博士「確かにメールアドレスの交換はしておくべきだな」

波紋使い「そうですね。便利ですし」


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