過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
↓
1-
覧
板
20
376
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[saga sage]
2013/09/30(月) 23:27:45.94 ID:uDSMsl330
たとえ無限に製造できても、18万円で作り出せるのだとしても。
美琴の目から見て、殺された彼女たちは、しかし確固とした意志を持つ人間だった。
だからこそ、行きすぎた権力の乱用を戒め、弱い者を守ってくれるはずの警備員や風紀委員が
妹たちを人間としてではなく、消耗品として認識したのだと落胆した。
しかし組織図全体ではそうであっても、個人に目を向ければどうか。
今こうして、自分の体と命を張って誰かを守ろうとする志の高い警備員が大勢いるのも確かだった。
ことに分隊の指揮権を任されていた黄泉川愛理という女性は、二重の意味で自分の首が飛ぶリスクを承知でこの作戦に乗っかってくれた。
その心意気にはどうにかして応えたかったし、きっと黒子も同じ気持ちだろうと思った。
――――pr
何度目かの牽制を終えた後で、美琴の携帯が胸ポケットで一度だけ、コール音を鳴らした。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
469Res/332.46 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1377261524/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice