過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
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384:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/10/01(火) 00:21:20.30 ID:JywB0ZXH0
「キンキンカンカンうるせえな――――って、おい、上空にまた反応があるぞ」

「上空? あぁ、瞬間移動能力者のガキだろ。たった一人じゃ何もできやしねえよ」

「今は超電磁砲の対処が急務だ。このまま時間を稼がれて対戦車ロケットなんぞを持ちこまれてみろ。それこそ――」

ふいに計器類にノイズが走り、ほとんど同時に車内灯とスイッチの蛍光が一斉にダウン。
のみならず、発電機のモーターが勢いを失い、みるみるうちにキャタピラの動きがぎこちなくなった。

「ちょっ、何がどうなってる!? 明かりをつけろ!」

「だ、駄目だ! 復旧しない!」

猟犬たちの叫びもむなしく、その重厚な車両は、先ほどまで猛威を振るっていたのが嘘のように沈黙していた。


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