過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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163:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/06(金) 17:24:35.79 ID:kksmQpny0







技師「なるほど、きみは真性の女性で普通の代表候補生でしかなかった、と」

技師「そして、経営危機のデュノア社が起死回生の策としてきみを男性として織斑一夏に近づけた、と」

技師「――――――やはり、産業スパイだったな」

シャル「…………はい」チラッ

一夏《無表情》「………………」

シャル「(やっぱり、感情表現がなくなったせいで怖い!)」

技師「残念だったな、一夏」


――――――身も心も女の子で。


シャル「え!?」

技師「冗談だ。だが、半分は事実だ」

シャル「…………ああ、ははは、そうですね」

シャル「僕は一夏の気持ちを弄んで裏切り続けた…………」

シャル「だから、僕はデュノア社と心中します」

一夏《無表情》「待ってくれ、シャルル」

シャル「いいんだ、一夏」

シャル「あの日、自分の命を賭けてラウラやみんなを守った織斑一夏という偉大な人物の、」

シャル「――――――『パートナー』でいることに僕が耐えられないんだ、もう」

シャル「こんなにも誰かのために必死になれる人の善意を踏み躙ることがもう嫌なんだ……」ポロポロ

シャル「僕なんかじゃ釣り合わないよ…………」

一夏《無表情》「知ってたよ。そんなこと」ナデナデ

シャル「え?」

一夏《無表情》「――――――シャルロット・デュノア」ナデナデ

シャル「あ、まさか…………」

一夏《無表情》「聞いてた」

シャル「そ、そうなんだ…………」

一夏《無表情》「だけど、俺はシャルロットの心の声も感じ取れた」

一夏《無表情》「もう、そんなことはどうでもいいんだ」

一夏《無表情》「どうせ、俺や『白式』のデータなんて見ても誰もわかりっこないし」



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