過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/09/06(金) 17:46:30.52 ID:kksmQpny0
ラウラ「クラリッサ?」
クラリッサ「隊長、このクロウサギ部隊は常に隊長とともにあります」
クラリッサ「そして、隊長の御側には織斑一夏という大変素晴らしい御人が居ます」
クラリッサ「そのことをどうかお忘れなく」
ラウラ「ああ、わかっている」
一夏《無表情》「(俺の評価って外部でもそんなに高かったの?)」
一夏《無表情》「(ということは、上手く外面は装えた――――生前はみんなにそう思い込ませることには成功したってことか)」
一夏《無表情》「(ああ、クラリッサさん、素敵だなー。踏んでくれ――――――って、だから何考えてんだ、俺!?)」
クラリッサ「それでは時間が迫っておりますので、これにて」ニコニコ
ラウラ「ああ、また頼む!」ニコニコ
一夏《無表情》「ごきげんよう」・・・
クラリッサ「はい、ごきげんよう」ニコニコ
ラウラ「どうだった、私の副官は!」
一夏《無表情》「いい副官じゃありませんか(ええ、それはもう――――――じゃなくて)」
一夏《無表情》「よく頼るんだよ、ラウラ。クラリッサはラウラが変わったことを本当に喜んでくれるいい人だから」
ラウラ「ああ。わかったぞ、一夏」
一夏《無表情》「さ、シャルロットと3人で、IS学園 再デビューを果たすぞ」
ラウラ「おお!」
この時、織斑一夏は知らなかった。
クラリッサ・ハルフォーフ大尉が間違った方向に自分と同種の人間だったことを。
そして、これから何も知らない少女であるラウラが彼女の純粋な善意でどんどんイロモノに染まっていくことを。
その驚愕は退院後の居るべき日常の再開初日からもたらされたのであった。
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