過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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186: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/09/06(金) 18:03:00.80 ID:whTGHLoe0

鈴「それでどうなの? 記憶の方は?」

一夏【グラサン】「あんまり思い出せない…………驚くくらいに…………」

一夏【グラサン】「何というか、俺がIS学園に至るまでに必要だった要素以外、全て忘れてしまったような感じだ……」

一夏【グラサン】「小学校のことなんてまるで憶えてなかった…………」

一夏【グラサン】「中学校の時の記憶でさえもあやふやだ……」

一夏【グラサン】「俺がISエンジニアになるための勉強の内容ぐらいしか思い出せない……」

一夏【グラサン】「(皮肉なもんだ。最初は鈴から俺の過去を暴露されるのを恐れて口封じしたのに、)」

一夏【グラサン】「(それが一転して、鈴から俺の過去を聞き出すようなことになるなんて…………)」

鈴「そ、そうなんだ……(それじゃ、もう一夏は私との約束も完全に――――――)」

一夏【グラサン】「なあ、確認していいか」

鈴「え? 何を?」

一夏【グラサン】「確か鈴はいつだったか俺に、」


一夏【グラサン】「――――――『結婚してくれ』って言ってなかったか」


鈴「え? えええええええええええええ!?」ワタワタ

一夏【グラサン】「やっぱり違うのか…………いかんな、記憶の欠落が思った以上に酷い」ハア

鈴「い、一夏……(ちゃんと覚えていてくれたんだ……こんな状態になっても私との約束……)」

鈴「(――――――嬉しい)」

鈴「(でも、今ここで気持ちを伝えても、一夏が受け容れてくれるとは思えない)」

鈴「(むしろ、一夏にとっては負担にしかならないはず…………)」

鈴「(悔しいけど、ここは待つしかないわね…………)」

鈴「(でも本当に、――――――嬉しかった)」ニコニコ




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