過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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196: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/09/06(金) 18:18:44.86 ID:whTGHLoe0

一夏《無表情》「いい子だ。それでな、真っ暗だったんだけどどういうわけか星空だけは見えていてね」

一夏《無表情》「星座だとか天体観測だとか、そんなのはまったく興味はなかったんだけど、あの暗闇の中で唯一姿を見せてくれた星空だけが寂しさを埋めてくれたんだ」

一夏《無表情》「――――――釘付けになった。そして、天に散りばめられた星星を掴もうと必死になった」

一夏《無表情》「――――――手首を縛られてそれができなかったけれど、――――――疲れたけど、――――――何故そんな子供じみた衝動に駆られたのかわからなかったけれど、」

一夏《無表情》「とにかく無限の彼方にあるあの星星を掴みたかった」

一夏《無表情》「似ているんだ。今の状況――――――」

一夏《無表情》「曇天の空にちらちらと見える星星、手を伸ばすことも叶わない我が身、そして――――――」

一夏《無表情》「――――――希望、流れ星のごとき、IS」

ラウラ「…………希望? ISが?」

一夏《無表情》「流れ星が瞬いた時、千冬姉が現れた……」

一夏《無表情》「千冬姉が流れ星に乗って俺を助けに来たように思えた……」

一夏《無表情》「流れ星とはISのことだったんだ……」

一夏《無表情》「――――――ごめん。自分でも何を言っているのかわからない」

ラウラ「いや、嫁のことをもっと知ることができてよかった……」

一夏《無表情》「そうだな……このことを知っているのは俺とラウラに増えたな」

ラウラ「そ、そうか。そうなのか。えへへへ……」ニコニコ

一夏《無表情》「今でも、千冬姉のようになりたいと思ってるの」

ラウラ「当然だ。そして、嫁の強さにも憧れている」

ラウラ「教官と嫁が教えてくださったこと、生涯忘れない」

一夏《無表情》「そうか。やっぱり、生きてみるもんだな」

一夏《無表情》「七転び八起き。山あり谷あり、人生楽ありゃ苦もあるさ――――――」

一夏《無表情》「生きろ、ラウラ。そして、酸いも甘いもものにしてこい。一人の人間、ラウラ・ボーデヴィッヒとしてな」

一夏《無表情》「それが、お前の目指す“強さ”に…………」

ラウラ「……嫁?」

一夏《   》「………………」スゥ

ラウラ「また、眠ってしまったのか。しかたのないやつだな、私の嫁は」

ラウラ「窓を開けたままにしたら、寝冷えするだろう? 布団を掛けてやろう」

ラウラ「さ、明日から臨海学校だ。わ、私の水着姿を見せなければ、な?」

ラウラ「む?! か、考えてきただけで…………ふわああああああ!」

一夏「ZZZZ……」




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