過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/09/06(金) 18:26:38.88 ID:whTGHLoe0
医師「………………」
技師「それはとても過酷な宿命だったな」
技師「逃げ続けた結果、優れた知性の持ち主となってしまうのだからな……」
技師「勝負師として、ついでにISエンジニアとしての人生だけを歩んでいれば、ここまで病むこともなかったろうに……」
技師「だが、運命は残酷にもきみを選んでしまった…………」
医師「…………どうしたものか」
一夏《無表情》「俺はもう『白式』とは――――――」ポロポロ
医師「…………涙」
技師「む、これは……」カオヲミアワセル
一夏《無表情》「一緒に宇宙から地球を見ることなく、知らない誰かのところに行ってしまうのか…………」ポロポロ
医師「一夏くん、まさかきみは――――――」
技師「――――――ISには意識のようなものがある、か」
束「もう何してるの、いっくん〜! いっくんは小難しいことなんて考えずに突っ走るのが一番だって!」
一同「――――――!?」
一夏《無表情》「――――――た、束さん」
技師「…………篠ノ之束。やはり今日この日に現れたか」
医師「この人が件の人物か……」
束「あ、チーフだ。そして、こっちのがいっくんもちぃちゃんもお世話になっているドクターだ」
束「お初にお目にかかります。私が天才の篠ノ之束ちゃんだよ! ブイブイ!」
医師「ああ。一夏くんの主治医に晴れて任命された者だ」
技師「珍しいな。お前が自分から挨拶をするなんてな。身内以外には興味が無いお前が」
束「ひっどーい! 私もこれでも人の子なんだよ? 大切な人を大切にしている人への礼儀は心得ているつもりだよ」
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