過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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203: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/09/06(金) 18:29:39.66 ID:kksmQpny0

千冬「二時間前、ハワイ沖で試験稼働にあったアメリカ・イスラエルの共同開発の第3世代型IS『銀の福音』が制御下を離れて暴走。監視区域より離脱したとの報があった」

千冬「情報によれば、無人のISだそうだ」

技師「この機体は元々有人機だったそうだが、パイロットの意識が失ってもミッション遂行ができるように、独自開発した無人AI単体による試験飛行の最中だったということだ」

一夏《無表情》「…………へえ」フキフキ

技師「安心してくれ。AIのレベルはあの無人機よりはお粗末だ」

千冬「その後、『銀の福音』はここから2キロ先の空域を通過することがわかった」

千冬「時間にして50分後」

千冬「学園上層部からの通達により、我々がこの事態に対処することになった」

千冬「教員は学園の訓練機を使用し、空域及び海域を封鎖を行う」

千冬「よって、本作戦の担当は専用機持ちに担当してもらう」

千冬「それでは、作戦会議を始める。意見がある者は挙手するように」

医師「医者として、一夏くんには参加してもらいたくない」

一同「………………」

一夏【黒般若】「…………まずはブレインストーミングでもしましょうか」カポッ

セシリア「で、では、目標ISの詳細なスペックデータを要求します」

千冬「ふむ。だが、決して口外するな。情報が漏洩した場合、諸君には査問委員会による裁判と最低でも2年の監視が付けられる」

一同「」コクリ

ラウラ「…………なるほど、だから無人AIの導入を急いだわけか」

セシリア「広域殲滅を目的とした戦略級特殊射撃型で、オールレンジ攻撃が可能……」

一夏【黒般若】「ま、そんなことだろうとは思ってたよ」

一夏【黒般若】「――――――何が、アラスカ条約だ」

一夏【黒般若】「――――――何が、軍事転用を危ぶむだ」

一夏【黒般若】「自爆装置でも付けてろ……(ま、命よりも重いコアを紛失するわけにはいかないんだろうけど)」

一夏【黒般若】「(IS産業型経済モデルの今の世界にふさわしい歪んだ価値観だな)」

鈴「私の『甲龍』と同じく、航行能力の高さが目を引くわね。さすが戦略級というだけあって自衛能力は高そうじゃない」

シャル「もっと情報は無いんですか? 背中の装備のことがわからないんですが……」

ラウラ「偵察はできないのですか? あるいは更なる情報提供を」

千冬「それは無理だ。超音速飛行をしている。アプローチは1回が限界だ」

千冬「そして、情報提供を得ようにも情報公開の承認を得るまでの時間がない」




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