過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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21: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/08/23(金) 23:24:45.16 ID:slVPeB4L0

箒「それでこの白い機体は?」

山田「コードネーム『白式』」

山田「織斑くんの適性に合わせた近接格闘型ISです」

一夏「は!? 格闘機!?」

一夏「ちょっと待ってください! 相手は狙撃機なのに格闘機が勝てるんですか!?」

一夏「いや、勝ち負けなんてどうでもいいけどさ……」

千冬「つべこべ言わず、装着しろ! 時間は限られているんだ」

一夏「理不尽だ…………」

箒「(すまない、一夏……私はただ見ていることしかできない……)」

一夏「あ、そうだ、箒!」

箒「な、何だ!?」

一夏「ちょっとそこにある袋から能面を選んで持ってきてくれよ」

一夏「――――――気を静めたい」

箒「わ、わかった」

山田「お、織斑先生? 大丈夫なんでしょうか?」

千冬「こればかりは成り行きを見守る他ない。だが――――――」

箒「(しかし、いろいろあるな)」ガサゴソ

箒「(一夏は私が選んだものを持って来いと言った。つまり、私のセンスが試されているということ……!)」

箒「(だが、時間がないし、どれも同じにしか見えない……!)」

箒「えっと、これだ!」ヒョイ

一夏「へえ、“俊寛”か。今の俺にそっくりだな」ジー

一夏《俊寛》「………………」ジー

箒「(な、何だ!? 一夏があのお面とそっくりの表情になったと思ったら、)」

箒「(こちらも何だか胸を締め付けられるような感じがし始めたぞ!?)」

一夏「よし」

一夏「――――――やるぞ、『白式』!」スッキリ

箒「ほ――――――って、一夏ぁ!」

箒「武運を祈っているぞおおおおお!」

千冬「さて、どうなるか楽しみだな」

山田「そ、そうですね」

千冬「(あれはチーフがお前のために用意したIS……)」

千冬「(しかし、それを告げてはお前は余計に気負ってしまう。だから、ただ理不尽とだけ感じてくれればいい)」

千冬「(初めての機体だが、どこまでやれるか見せてもらうぞ)」



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