過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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214: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/09/06(金) 18:46:59.16 ID:kksmQpny0

技師『…………む(これは――――――わかった、織斑一夏)』ピッ

技師『――――――織斑先生』ボソッ

千冬『チーフ……』

技師『一先ず、外へ出ましょう」

千冬『ああ、あいつらの様子を見なくてはならないからな』


技師『これは織斑一夏の詳細な作戦内容です。今、転送します』

千冬『――――――何だこれは!?』

千冬『あの数分で、はっきりとした攻略手順、そしてクルーザー数隻を調達していたのか…………』

技師『織斑一夏は万が一撃破に失敗した時のことを考えて、最低限の目標を立てた上で挑むようです』

技師『撃破に失敗した場合でも、特徴的なウイングスラスターを排除して航行能力を奪い、そこから追撃できるようにここまでの作戦指針を提示しています』

技師『それこそ、例の隠し球を使って刺し違えて死ぬ気で――――――』

技師『おそらく今の織斑一夏に『ダブルイグニッション』に耐えるだけの体力も気力もないはず』

技師『――――――覚悟を決めてください』

技師『将来有望なISエンジニアが世界を救った語られない影の英雄として果てることを、私は覚悟しました』

千冬『――――――っ!』

技師『私は外宇宙開発機構の主任として、あの暗黒空間に尊い人命が失われていくのを見送ってきた……』

千冬『――――――覚悟はできている』ブルブル

千冬『弟の死よりも、弟が守ろうとした世界――――弟の意思を私は守る…………』

技師『そうしてください、平和の糧となって摘まれていく迷える魂のために……』



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