過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
1- 20
234: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/09/06(金) 19:18:25.13 ID:whTGHLoe0

一夏「そんなことよりも、次からどう振る舞っていこう……」

一夏「『プレイボーイ』を目指して破れ、『イケメン』を全うしようとした俺はもう死んで、生温かい人形だった俺も入学前のゼロの『自分』に戻ってしまった…………」

一夏「――――――いや、桁上りを持つ高次元のゼロの『自分』になったのかな?」

一夏「難しいな…………余計なものが多すぎてさ、型通りにはいかない」

箒「それは人間なら誰しもそういうものではないのか?」

箒「私は、その、一夏のことを信じているから、何だっていいんだぞ?」

一夏「本当にそう思っているの?」ハア

一夏「――――――忘れてない?」

箒「な、何故ズボンを下ろす、馬鹿者!?」カァー

一夏「俺、おむつ履いているような小心者なんだぞ? ついでに手術痕も」オムツソウビ

箒「……そういえば、すっかり忘れていた(ああ、あんな感じに縫合の痕が残るのか……)」

一夏「そう、この数ヶ月、自分でも信じられないぐらい変わり続けたよ」ズボンヲアゲル

一夏「いろいろあったな…………“夢の国”でGを克服したり、箒から真剣を借りて“ブリュンヒルデ”を超える算段をつけたり、『白式』の装備をいろいろ設計したり、介護生活や総合失調症になったり…………」

一夏「一生の集大成をたった3ヶ月で出し切った感じがして、いろいろ疲れた……

一夏「でも、気分は晴れ晴れとしている」


――――――俺は“一生のパートナー”を“ここ”で見つけられたのだから。


箒「い、一夏!? ま、まさか、その“パートナー”は――――――」ドキドキ

一夏「さて、帰ろっ――――――は!?(『ブルー・ティアーズ』が目の前に!?)」

セシリア「一夏さん」ニコニコー

シャル「答えてくれないかなー」ニコニコー

鈴「その“パートナー”のことをさ」ニヤリ

ラウラ「当然それは私のことなのだろう、嫁?」ドヤガオ

箒「ま、待て、お前たち! 流れからいって今のは――――――!」

セシリア「一夏さんは私に一目惚れしてたんです! 聞かせてあげますよ、秘密の告白を!」

鈴「一夏のことを一番わかってたのは私よ! やっぱり、『昔のこと』を共有している私しかいないじゃない!」

シャル「一夏は僕が女の子だとわかっても『唯一無二のパートナー』であることを撤回しなかったよ! それに僕は一夏と互いの背中だって流しあった仲だよ!」

ラウラ「貴様ら、いい加減にしろ! 私は作法に従って純白のドレスを纏って互いの純潔を捧げた! 一夏は私の嫁だ!」

一夏「――――――何をしているんだ、お前たち!? 武器なんか出してさ……?」

一夏「(待て待て待て待て! 何か勘違いしてないか、こいつら!?)」アワワワ

一夏「(俺、『付き合いたい』だなんて一言も言わなかったろう……!?)」ガクガク

一夏「待ってくれ……何を言い争っているんだ、お前たちは…………!?」

一同「へ?」

一夏「『へ』じゃなくてさ!(ややややっぱり、こいつら臆面もなく言えるぐらいに俺に惚れてたのか……)」

一夏「(冗談じゃない! ただでさえ粒揃いなのに、俺には重すぎる…………)」

一夏「俺は『仲間として好きだ』とか『パートナー』だとか言ったかもしれないけど――――――!」


―――――― 一言も『恋人になってくれ』だなんて言っていないだろう!?


一同「――――――!?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
254Res/425.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice