過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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240: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/09/06(金) 19:27:10.40 ID:kksmQpny0

一夏「言い訳の内容を考えておかないと…………」ゼエゼエ

一夏「縫合の痕はなくなったけど、やっぱり手術後の体力がキツイ…………」ハアハア

一夏「そうだ、それで行こう!――――――ん!」

一夏「俺の家の前に人影――――――」ゼエゼエ



一夏「すまないな、シャル。客人を待たせるなんてな」ホカホカ

シャル「いいんだよ、一夏。休業中でもまじめに体力造りに取り組んでいたんだね」

シャル「僕は『唯一無二のパートナー』だからわかっているよ」

一夏「……ああ、そうだね(千冬姉がどこかに出掛けていたのが幸いしたが、サプライズゲストだな、本当に)」

一夏「――――――あれ?」

シャル「ど、どうしたの、一夏?」

一夏「(何で風呂あがりのバスタオルを膝の上に掛けているのかな……?)」

一夏「(ダメだ! 触れないでおこう……あの時の悪夢が蘇る……!)」ゾクッ

一夏「(――――――俺は何もしていないのにぃいいいいいいいい!)」ガクブル

シャル「一夏……?」

一夏「……そうだ、日頃から仲良くしてくださっている御方から快気祝いをいただいたんだった。食べる?」

シャル「え? いいの、僕なんかがもらっても?」

一夏「いいんだよ。こういうのはみんなで楽しく分かち合って、次の活力にするもんだからさ」

一夏「さて、何だろう?(マスターが選んでくれたものだから、せめて食べられるものが…………)」

一夏「あれ、紙切れ……領収書?」

一夏「――――――こいつは凄い!」

シャル「え、どうしたの、何が入ってたの!?」

一夏「ラスベガス名物:バフェ10人分相当のメニューの詰め合わせ!」

一夏「え、しかも受取人が“OneSummer”で、送り届けが今日の正午のこの家!?」

一夏「とんでもない快気祝いだよ、マスター!」

シャル「え、それってどういうものなの? とにかくもの凄く大量の料理が送られてくるってことだけはわかったけど」

一夏「バフェっていうのは、元々はカジノホテルが客寄せのために始めた、とてつもない規模のバイキングなんだよ」

一夏「しかもこれ、一流ホテルのそれじゃないか!」

一夏「未だかつてないほどの、贅沢なひとときになりそうだ!」

一夏「よし、テーブルを用意しておかないと!」

シャル「あ、僕も手伝うよ!(一夏と二人っきりで高級料理を分け合うのか……うん!)」






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