過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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43: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/08/25(日) 22:01:16.31 ID:cqR5K4+10

一夏「おむつ、定期購入決定だな……」ハア

鈴「おつかれ、一夏。はい、これ」

一夏「……あ、鈴。ありがとう。待っていてくれたのか」

一夏「(聞かれたか…………いや、どっちみち噂になっている以上は知られることか)」

一夏「(それよりも、――――――まさかのチャンス到来!?)」

鈴「えへへ、まあね」

鈴「あのね…………」

一夏「何だ、鈴?」

鈴「やっと、二人っきりだね」モジモジ

一夏「そうだな(ああ、そうだとも! 何としてでも口封じさせてもらうぞ、鈴!)」

鈴「一夏さ、やっぱ私が居ないと寂しかった?」

一夏「俺はそうは思わなかったぞ?」

鈴「え?」


一夏「だって、今こうしてここに居るじゃない(過去に目を向けさせはしない!)」


鈴「い、一夏……」

一夏「あれっきり連絡が取れなくなっていたけどさ、俺は俺で、俺の夢のために必死に努力していたんだ」

一夏「だから、寂しいだなんて思わなかった」

一夏「鈴だって、俺と別れてからたった1年で代表候補生にまでなっただろ?」

一夏「それで、すぐにまた会えて、その上で同じ道を歩む同志になったんだから、他に言うことなんてないだろう?」

一夏「だからあの1年間は、俺たちがこうしてここに居るために必要なものだったんだよ」

一夏「これで満足かな?」ニコー

鈴「一夏……ううん、それもそうね!」

一夏「(ふふふふふ! 見たか、俺の巧みな交渉術!)」

一夏「(反応も予想通り! ここで、最後の楔を打ち込む――――――!)」

一夏「だから、俺にとっては今も昔もお前との関係は変わっていない」

一夏「だけど、そこに今度はクラス代表という対等のライバル関係が追加された」

一夏「だから俺、――――――本気で行くから」キリッ

鈴「……やっぱり、一夏は一夏だったわ」ハア

一夏「(…………た、溜め息? 何故だ!? 俺の記憶の中の鈴だったらこんな反応は――――)」

鈴「うん。やっぱり、一夏に会いに来てよかった」ニコッ

鈴「身体冷えてきたでしょうし、それじゃまたね、一夏! 今度は私と訓練しましょうね!」

一夏「ああ、よろしく頼む!」

鈴「あと、クラス対抗戦、負けた方が勝った方の言うことを何でも聞くってことにしよー!」

一夏「ああ、負けないぞ!(ふふふ、相手の方から好条件を出してくるとはな…………あれ?)」




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