過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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49: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/08/25(日) 22:40:23.96 ID:cqR5K4+10

五反田「お前って何て言うか、太陽みたいに自分で輝いているように見えるんだけど、」

五反田「何故か月のようにひっそりと振る舞うんだよな」

一夏「なんだよ、詩人にでもなったのか」

五反田「いや、正直な感想なんだよな」

五反田「何だかお前って『能ある鷹は爪を隠す』を地で行くって感じでさ」

五反田「前々から思ってたぜ?」

五反田「もっと自信を持てばさ、一夏は一度決めたことにひたむきになるから、俺とかなんかよりもずっと凄いのに――――お前は自分で自分の良さを否定してばっかりで、そのくせ人を立てることにも長けていたからずっと歯痒く思ってた」

一夏「………………」

五反田「だから、IS学園に入るって聞いた時は、『ああ、ようやく自分の良さを認められるようになったんだ』と思ったよ」

五反田「変わったな、一夏」

五反田「前はいっつも俺とかと一緒じゃないとこんなふうに出かけることなんてしない明るいようで内気なやつだったからさ――――」

五反田「だから俺は、一夏が転科して女選び放題のウハウハハーレム状態になってうらやまけしからんと思っている以上に、」

五反田「――――――お前が自分のことで熱心になっている姿が見られて本当に嬉しいぞ」

一夏「……ありがとう、弾」

五反田「いいってことよ。俺も蘭もお前のお世話になってきたことだしな」

五反田「そういえば、合宿ってことはホテルに泊まっているんだろう? どこのホテルだ?」

一夏「あっちの方のだ」

五反田「あちゃー、じゃあ俺たち家族のホテルとは正反対の場所にあるのか……」

五反田「なあ、一夏。蘭のために今のお前の写真 撮らせてくれないか?」

一夏「いいぜ、そういうことなら」

五反田「恩に着るぜ。この“夢の国”でどういう特訓をしているのかは知らないけど、」

五反田「一夏のことだ。特訓がうまくいくことを祈ってやるぜ」

一夏「そっちもな。蘭によろしく伝えておいてくれよ」

五反田「じゃあ、俺はこれで。また遊びに来いよ」

一夏「ああ! 鈴も帰ってきたことだし、またみんなでな」

一夏「………………」

一夏「弾も千冬姉と同じ事を感じていたんだな」

一夏「…………自信か。俺に足りないのはそれだな」

一夏「よし、頑張らなくちゃ!」





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