過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/08/23(金) 22:14:00.12 ID:slVPeB4L0
山田「IS 〈インフィニット・ストラトス〉は、操縦者の全身を特殊なエネルギーバリアーで包んでいます」
山田「ISには意識に似たようなものがあって、お互いの対話――――――」
山田「つまり、一緒に過ごした時間でわかりあえるというか、」
山田「操縦時間に比例して、IS側も操縦者の特性を理解しようとします」
山田「ISは道具ではなく、あくまで“パートナー”として認識してください」
山田「ここまでで、質問のある人は?」
女子「質問! “パートナー”って“カレシカノジョ”のような感じですか?」
山田「――――――!? そ、それはその…………どうでしょう」
山田「私には経験がないのでわかりませんが、えっとえっと…………」
周囲「アハハハハハ」
一夏「(――――――ついていけない。これがみんなが言っていた、女子校のノリってやつなのか?)」
一夏「(本当に別世界だ。男と女って別の生き物だったんだな…………)」
一夏「(ねえ、そこ笑うとこ? 喪女の僻みってのは怖いんだぜ?)」
一夏「(でも、山田先生はそんなことは気にしないのか?)」
一夏「(まあ、どうでもいいけど、――――――ナイスボイン!)」
一夏「(――――――結局、あれから進展がなく、互いに何とも言えない空気のまま、予鈴が鳴り響いた)」
一夏「(これから全世界の半分が経験し得ない世界でやっていけるのかを頭を悩ませながら、授業に取り組んだ)」
一夏「(幸い、転科が決定する以前に整備科の予習はし尽くしていたので授業は、まあ余裕だった)」
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