過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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56: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/08/25(日) 23:23:01.78 ID:cqR5K4+10

千冬「試合中止! 織斑、凰、直ちに退避しろ!」

鈴「シャッターが!」

一夏「…………っと、『零落白夜』解除!」

一夏「いったい何が起きたっていうんです! 詳細を!」

一夏「戦略級レーザーがアリーナの天井を貫いて来たんですよ!」

山田「織斑くん、落ち着いてください!」

鈴「一夏、試合中止よ! 早くピットに戻って!」

一夏「鎮圧部隊に任せる他ないな。シールドエネルギーが半分しかない」ピーピーピー

一夏「――――アラート!? ロックされている……ん?!」

一夏「どういう……ことだ……?」

一夏「『所属不明のIS』だと……?!」

一夏「(全てのIS 467機はリアルタイムでその行方が監視されていて、『所属不明のIS』などというものは存在しないはずだ!)」

一夏「(『存在しないIS』――――違う、管理下に置かれていない『未確認のIS』…………まさか!?)」

一夏「(そのまさか、――――――『新しいISのコア』がどこかで生産されているということなのか?)」

一夏「(だとしたら、世界の均衡が間もなく崩される……?!)」

一夏「なら、狙いは俺か?! “世界で唯一ISを扱える男性”である俺か!?」

鈴「一夏! 早くピットに! 急いで!」

一夏「……思い当たるフシが多すぎる」

一夏「鈴! やつの狙いは間違いなく俺だ!」

一夏「俺が逃げたらたちまちアリーナにいるみんなが戦略級レーザーで塵すら残らず燃やされてしまうぞ!」

一夏「くそ、早く何とかしてくださいよ――――――っは!?」

その時、黒煙の向こうから一夏のすぐ隣を通り抜けていく戦略級レーザーが放たれた。


一夏「………………は?」ゾクリ


そして、通り過ぎたレーザーはアリーナのシールドバリアーを完全に粉砕し、アリーナ上層部に大きな風穴を開けたのだった。

周囲「キャアアアアアアアア」

崩落する天井が観客席を震撼させた。


一瞬の不覚だった。完全に血の気が引いた。


もし、相手が外してくれなかったら塵すら残らず燃やされていたのは自分だったのだから…………。





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