過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/08/28(水) 00:16:33.31 ID:4ezANmft0
――――――ある放課後のアリーナ
一夏「珍しいですね、織斑先生が来るなんて」
千冬「たまたまだ。いつまでもお前のお守りばかりしていられるわけではない」
一夏「ははは、そうですよね」
千冬「――――――織斑一夏!」キッ
一夏「――――――っ!?」ガキーン
シャル「え、突然どうしたんですか、織斑先生!」
箒「い、一夏!(い、今のは居合術!? まったく剣閃が見えなかった……)」
鈴「何あれ!? お互い最低限の部分展開しかしてないじゃない!」
セシリア「あ、あれが“ブリュンヒルデ”織斑千冬の実力……」
セシリア「しかし、一夏さんもそれを見事に受け止めましたわ!」
シャル「二人共、凄い実力なんだね……」
千冬「腕を上げたな。私には及ばないが、雪片弐型と腕部だけを部分展開するとは……」
千冬「いずれは雪片だけを展開できるようになるだろうな」
一夏「ははは、やっぱり千冬ね……織斑先生は強いなぁ。これで手加減しているんだからさ……」ガクガク
千冬「まだまだやれるだろ? 訓練、頑張れよ」
一夏「はい!」
一夏「よし、来い! 『白式』!」
一夏「…………(で、できた。できたよ、千冬姉!)」グッ
千冬「(やはり、引き金は私か。しかし、弟はそれを意識的にか、それとも無意識的にか、私を理由にして、ISの展開を拒んでいる。それを私が教えるべきか、教えないべきか、そこが悩みどころだな……)」
シャル「大丈夫かな、一夏? 僕、一夏と模擬戦がしたかったんだけど」
一夏「よし、やるか」
周囲「おおおおお!」
セシリア「シャルルさんの機体は『ラファール』ですのね」
鈴「でも、所々学園のものとはいろいろ違うカスタム機のようね」
箒「あの一夏が『厄介』だと公言した、『ラファール・リヴァイヴ』か」
箒「これは苦戦する予感が…………」
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