過去ログ - 苗木「僕たちの日常の短編集」
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126: ◆mBQf6gQOts[saga]
2013/08/27(火) 00:10:02.80 ID:toxgFHP10
 キーンコーンカーンコーン。



葉隠「今から職員室ってどうなってるべ!俺知らんべ!!」


十神「本当に最低のクズだな葉隠…。そこまでとは」
不二咲「やっぱり…。僕の説明じゃ分からなかった…?ごめんなさい…」


葉隠「いや、不二咲っちの説明が分かりやすかったから、今回はバリバリ解けたべ!?
   ほんとだべ!信じてくれよ…」


 信じるわけねーだろバァーカ!
うぷぷぷぷ…。どんまい葉隠クン!



苗木「でも…やっぱりおかしいよ…」


あ?またまーくんか…。


苗木「葉隠クン。今日の朝、遅刻ギリギリに来たよね…?」

葉隠「あ…あぁ、そうだべ?」

苗木「じゃあ、今回の犯行は不可能だよ…」

 おいおい推理ごっこか?
いいだろう。乗ってあげますよ。

江ノ島「何をおっしゃるのです苗木様。
    まさかカンニング犯を擁護するのですか?
    物的証拠と状況証拠で十分有罪です。
    そもそも、昨日のうちに用意しておけばいいでしょう?」


 めんどくさい。絶望的にめんどくさい…。


苗木「いや、昨日準備するのは不可能なんだよ…」


はぁ?


苗木「昨日は試験前の大掃除だったよね?
   その時、机を後ろに詰めた時、半分は机の上に逆にして机を置いたんだ。
   その時、奇数番目の机が裏になったよね?」

腐川「そ…そうね。それは掃除した私と苗木と山田が知ってるはずよ…」

山田「確かに…。そうでしたな!」


苗木「葉隠クンは3列目…。裏に返した机の一つなんだ。
   その時、彼の机にこんな紙は貼ってなかった…」


 おー!よく見てるね!さっすがまーくん!!


江ノ島「でもでもぉ!
    掃除が終わった後にこっそり貼りに来たんじゃないの?」


苗木「それも、無理なんだ。
   僕は掃除の後、まっすぐ葉隠クンの部屋に行って。
   一晩中不二咲さんと勉強を教えていたからね…。
   それで朝になって僕と不二咲さんは教室へ。
   葉隠クンは仮眠してから行くと言って別れたんだ。
   彼には。
【カ ン ニ ン グ ペ ー パ ー を 張 る 事 は 出 来 な い】
んだ!」


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