過去ログ - 苗木「僕たちの日常の短編集」
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98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/26(月) 20:53:42.02 ID:cUQWBjNK0
大神「ぐ…ぐぅうう!!」


 これは。なんだ!体の体重が5倍にも十倍にも重たく感じる。
立っていられぬ!くそ…。このような輩に膝を突くなど…。


大神「手錠をしたぞ!朝日奈を離せ!」


九頭龍「いいぜ。でも、まだショーは終わっちゃいねぇんだ。
    怖いんだよ。俺は、お前という存在が。だから、その存在を弱小化させる必要がある
    これでよ…」


 少年がとりだしたのは、拳銃。
我を打とうというのか…。この状況で…。卑劣な!
くっ…。
朝日奈は助かったが、我はここで打たれてしまう…。
考えていた最悪の事態だ…。
親友なんぞとうつつを抜かしたために…。こんな…。こんな…。
我は弱者なのか…。我は…。ここで敗北するのか…。


九頭龍「大丈夫。タマまでとりゃぁしねーよ。ちょっと腕一本なくすくらいでゆるしてやんよ」


 こんな卑劣な輩に…。我は…。ワレワァアアアアアア!!!



 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


左右田「おいおいおいおいおい!マジかよ!ヤベーよ!
    後輩ちゃん立ちあがった!あの手錠したまんまで!
    コエー!コエーよぉおおお!うわぁぁああああ!」

九頭龍「黙れ左右田!ビビってんじゃねぇ!」


 バキバキバキ!

 我ハァアアアアアアア!!!!!



 気付けば我は手錠を粉砕し、男の元へと走っていた。
拳銃を撃たれるよりも先に、首を絞め、他界させてやる!


九頭龍「何!?」

大神「うぉおおおおお!」

朝日奈「やめて!さくらちゃん!」




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