過去ログ - パァン「芋...ばいばい」芋「もうすぐボクの番?」
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/25(日) 19:54:19.63 ID:Lo8dWuly0
ミカサ(この世界は、残酷だ)

ミカサ(そして、とても美しい)

ミカサ(...いい人生だった)

ミカサは目を閉じ、逃げる事をやめた

巨人がミカサに手を伸ばそうとしたその時

ミカサは無意識で、自分を掴もうとした巨人の指を切り落とした

ミカサ(...え?)

巨人に攻撃され、それを辛うじて避けながらミカサは思った

ミカサ(何で...?)

ミカサ(諦めたはずなのに...)

ミカサ(何故立ち上がる、何故足掻く...?)

ミカサ(何の為に...?)

ミカサ(生きる意味なんて、もう無いのに...)

ミカサ(何が私を...!?)

そう思っている間にも、ミカサの後ろには15m級巨人が二体出現していた

ある言葉を思い出す、エレンの言葉だった

幼き頃、私を助けようとしてくれたエレンが言った言葉

    『戦え!!』

 『戦え...戦えっ!!』

『戦うんだ!!戦え...!!』

  『戦えぇええ!!』

ミカサ(...!!)

ミカサ(ごめんなさい、エレン...私はもう諦めない)

ミカサ(二度と諦めない...死んでしまったらもう、あなたを思い出すことも出来ない!!)

ミカサ(だから...!!)

ミカサ(なんとしてでも勝つ!!)

ミカサ(なんとしてでも生きる!!)

ミカサ「うおおおおおおおぉぉっ!!」

ドスン、という重い音と同時にミカサの体は浮いた

黒髪の巨人「ヴァォオオオオァアアアアアアアアアッ!!」グシャァッ

その鈍い音とともに、先程ミカサを食らおうとした巨人の顎が潰れた

ミカサ「一体何が...はっ!!」

黒髪の巨人に続き、白髪の巨人も現れた

白髪の巨人「.....」

何も言わず、ただミカサをちらっと見た

その後、黒髪の巨人の横に立った

黒髪の巨人「ウルヴォァアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッ!!」

白髪の巨人「グルァァアアアアアアアアアアアアッ!!」

黒髪と白髪の巨人は同時に雄叫びをあげた




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