44: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/03(木) 02:59:23.18 ID:6BjhWw3Q0
約束通り華菜とは途中で別れ、私は今一人で家路につこうとしています。
美穂子(今日は少し家に帰るのが遅くなりそうだわ。いつの間にか……こんなに日も長くなって、大会まで残り一ヶ月)
美穂子(高校生活最後の大会 一年の時は先輩に連れて行ってもらったけれど、今回は私がみんなを東京に連れて行かなくちゃいけないわ)
美穂子(龍門渕高校の龍門渕透華さん 去年は貴女を抑えるのに精一杯で華菜に無理をさせてしまって―――)
美穂子(今年は貴女と対戦することがないかもしれないけれど、できることならもう一度打ってみたいわ)
美穂子携帯(着信だし!)
美穂子「あら? メールかしら」ガサゴソ
美穂子「誰かしら、えーっとお母さんからだわ。 なになに」
福路母『美穂子、今日はどうしたのかしら? 遅くなるようなら連絡してね
それと、あの娘達が来週うちに来るからよろしくだって』
美穂子『もう少しで帰ります』(送信)
美穂子「そういえば、三人と会うのは久しぶりだわ。合格のお祝いをした時だから3ヶ月ぶりかしら」
美穂子「そうと決まれば、腕によりをかけてお出迎えしないといけないわ」
その三人とは、ちょっとした縁で知り合いました。
三人とも麻雀経験者でそのうち一人は去年のインターミドルチャンプです。
美穂子「咲ちゃん、和さん、優希ちゃん元気かしら」
美穂子(本当は三人とも風越に来て欲しかったけど、咲ちゃんがアレじゃ仕方ないものね)
咲ちゃんはちょっと事情があって、何年かブランクがあります
それが、再び麻雀を始めようと思ったのはある出来事があるのですが、そのきっかけを作った方は既に長野を出ています
そして三人が麻雀無名校に入ると聞いたときは驚きましたが、それもひとつの選択と思い祝福することにしました。
仮に麻雀部がなくても今の彼女たちならメンバーを集めて団体戦に出場してくれることでしょう
私もうかうかしていられません
〜風越編end〜
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