57: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/21(月) 04:06:37.14 ID:bR02Tlss0
〜帰り道〜
優希「今日も沢山打ってお腹が減ったじぇ 今目の前にタコス屋さんがあったら全種類制覇間違いなしだじぇ」
和「そんなに食べたら夜ご飯が入りませんよ」
優希「別腹 別腹 問題なーし」キュー
咲「ふふっ」
優希「あっ、咲ちゃんが笑った」
咲「ごめんごめん つい」
優希「咲ちゃんは大分変わったものだじぇ」
和「そうですね あの時はちょっと近寄りがたい印象でした。でも今の表情はとても魅力的です」
和「素直に感情を表に出せるようになったと思います」
咲「そうかな そんなに私って無愛想だった?」
和「そうですね……周りから一歩引いて、極力感情を出さないようにしているように感じました」
咲「そうだね」
和「今となっては、見る影もありませんが咲さんから事情を聞かせてもらうまでは正直言ってちょっと怖かったです」
咲「私も、まさかあのことをほかの人に打ち明ける日が来るとは思ってなかったよ」
優希「二人とも湿っぽい話は終わり 終わりー」
優希「それより今重要なのは」
咲「重要なのは?」
優希「三人で一緒にいられることだじぇ」
咲和「優希ちゃん(優希)」
優希「あれ? 私何か変なこと言った?」
和「咲さん 絶対お姉さんに勝ちましょうね」
咲「えっ?」
和「これからもずっと三人で一緒に居られるようにですよ」
咲「……! うん」
優希「その意気だじぇー」
長野 全ての始まり 出発点であり特異点
宮永家から端を発した物語が交差したとき歯車が動き出す
宮永照・弘世菫・辻垣内智葉を中心に紡がれる物語はとても繊細かつ激しい物語
再会・苦悩・試練・別れ
ハッピーエンドなど存在しない
しかし、最後に希望が残された
その希望はささやかであるが確かに存在した
やがてその希望は実を結ぶ
それは決して平坦な道のりではなかったが沢山の善意と努力そして諦めない心
それらが全て揃ったとき奇跡が起こる
清澄編END
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