19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 14:14:27.46 ID:H5xsxe7ro
くらくらして、ほとんど気を失ったような状態になった。
彼女に導かれてベッドに倒れ込んだことだけは分かった。
僕の下半身に顔をうずめる彼女に、はっきりとしない意識の中で訊ねた。
「君は、一体なんなんだよ……」
ちろちろと舌を這わせながら、彼女は少し考えたようだった。
「吸血鬼」
その言葉を聞いたのを最後に、僕の意識は快楽の波に呑まれて、途切れた。
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