23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 19:52:28.07 ID:H5xsxe7ro
枕元に放っていた安物の腕時計に目をやる。
出勤時間まではまだ余裕があるが、そろそろ起きなければ支度が間に合わない。
こわばった身体をおもむろに布団から引きはがした。
のろのろと出発準備をしていると次第に思い出してくる。
仰向けに寝そべった僕の下半身にうずくまる少女。
絡みつくようにうねる舌の柔らかさ。
触れた肌から伝わるぬくもり。
ふと気になったのは最後までしたのかということだった。
一度気になると思い出したくて仕方がなくなる。
女性と交わりを持ったという確信とそれに伴う自信が欲しかったのかもしれない。
あるいは逆に少女の性を金で買ったという罪の意識から逃れたくて、
最後まではやってないという確信が欲しかったのかもしれない。
どちらにしろそれは焦燥感によく似ていた。
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