230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/09/28(土) 22:43:30.49 ID:FKcWd/xSo
そうして、とりあえずキャラメイクをしようという事で出来たキャラクターが……とある力の次元圧縮（エリアデリーター）という魔法少女キャラであった。
それをデータとして管理し、次の目的は俺自身がわざわざこの足で、心の折れてしまった人間を捜さなければいけないという事。
（心の折れた人間は乗っ取るのが簡単なの。とりあえず、適当な人間を手駒に加えるわよ）
「でも、凄い疑問があるが……俺は乗っ取られてないって事なんだよな。そう簡単にいくのか？」
（アンタが例外過ぎたのよ！ おかげで色々と計画を建て直しになったじゃない。……それにしても、次元圧縮なんて物騒なのが出来たわね）
「ちなみに俺……お前自身の通り名って、やっぱアレなの？」
（誰かさんが料理しかしなかったお陰で……歩く電子レンジ……って通り名と能力しかないわね）
「歩く電子レンジ……って、最早魔法少女臭くもねぇ」
（アンタが戦闘能力とかきちんと上げないから、ふっつー以下の能力で転生する羽目になったんじゃない！ ったく！！）
「ま、まぁ……とりあえず、データを得た。次は心の折れた人間を捜す。までは分かった。
そして俺は、リスティの意思を継がないと肉体を失うって事も認識したつもりだ」
（ええ、その通り。だから私の言う通りに動けばいいのよ）
「それはこの際良いとして……、服が無いので外に出れないんだが？」
（……も、元々着ていた服は！？）
「脱いだら消滅した」
（な、なんですってぇぇぇぇ！？）
部屋はぐちゃぐちゃ、着ていたモノも無く、替えの服が見つからない。そんな状態でどうしようかと呆けていると、
誰かが俺の昔の名を呼び、アパートの中に侵入してくるので……>>231
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