265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/09/29(日) 21:23:32.11 ID:jOan+1x0o
ちなみに、彼女は……正義の特技を持っていたりする、変な娘なのは私くらいにしか知られていない。
つまりジャスティス。正義を愛するヒーローになりたいなんて想いを抱く、私と共に変態な娘なのである。
小夜 「で、中庭で何をしていたの」
恋 「あ、あのね……笑わない?」
小夜 「んー、約束は出来ないかも。だって恋、あんた割とおかしいし」
恋 「割とって……。と、とにかく! 実は……」 ゴニョゴニョ
小夜 「ふん、ふんふんふん。……エロゲー作るとか、無理でしょ」
恋 「そそそ、そんな事ないしっ!? 私が本気を出せば余裕だし!? ぐふっ!!」
小夜 「本性の笑みが駄々漏れだけど。……じゃあ恋は何が出来るの?」
恋 「そ、それは、ええとぉ……お絵描きとか!!」
小夜 「じゃあちょっと描いてみて。鉛筆と紙、用意してあげるから」 パタパタ
恋 「あ、いや、その……って、教室に行っちゃった……」
私には何もスキルがない。ただ、浪費する側の人間であった。
こんな時、人生僅か十六年しか生きていないながらも悔いるのだ。もっと幼い頃から、アレとか、アレをしてくれば良かったと。
気がつけば小夜が戻り、鉛筆と紙を持たされ、何か絵を描いてみてと言われ……過去を悔やみながらもヒロインを描いてみるのだ。
小夜 「……これ、ヒロイン? どう見ても>>266にしか見えないんだけど」
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