36:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 21:41:24.64 ID:1vEtWVYko
―― それは、いずれ薙ぎ払われるであろう深き闇。そこに光が差し込み、希望を失いつつある人々を照らすことになる。
その筈であった。そうして送り出された若者達は、使命を果たしたかと思われた。
闇、突如現れた闇の軍勢、そして毒味を帯びたような紫煙。その煙を纏い現れた闇の軍勢は、
次々と人々の領地を奪い、虐殺を繰り返し、そして人々の希望は次々に刈り取られていった。
討伐軍が次々と、多箇所から派遣され、その軍勢に立ち向かう。
だがそれは、結果的に無意味な行為となっていく。いよいよ、他国も防衛に尽力する余り、闇の軍勢を薙ぎ払おうと勇むことは無くなった。
しかし、そこでとある者を推挙、勇者として討伐軍に参加させようとした国がある。
オズワルド王国、その若き女王であるメリエッタは、その少年を主軸に置き、第四次討伐軍を編成しようと他国と交渉に出る。
だが他国の動きは非常に鈍く、オズワルドの女王メリエッタに同調するものは居なかった。
業を煮やした形になった女王メリエッタは、その勇者として推挙した若者に、仲間を集めて魔を駆逐するよう、百ゴールドだけを手渡したという。
『オズワルド王国 辺境の村 トトリコ』
今日もこの村は晴天に恵まれた。最近では紫煙による毒雨の恐怖にも晒されていたが、
幸いこのトトリコ村は未だに平和な笑顔が満ち溢れている。今日も、村の住人であるドミニオおじさんにからかわれたばかりだ。
「相変わらず、フィアちゃんは良いお尻をしているねぇ」
「ちょ、おじさん!? 何処見てるんですか、もう!!」
「いやぁ、そんな良いお尻をしていて、農家を営んでいるなんて勿体無い。いっそ城下町に嫁いだらどうだ?」
「冗談やめてください。私には、妹も居るんですから!」
「ははは、そうだったね。すまないすまない。……して、その妹さんは今は何処へ?」
「うんと、多分……何時もの場所、>>37に居ると思うんですけど」
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