過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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38:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/07(土) 21:50:27.88 ID:1vEtWVYko
「うんと、多分……何時もの場所、修行の滝で水に打たれている場所に居ると思うんですけど」

「ほう、今日もかね? まだ若いのに感心というか……その必要性はあるのかね?」

「まぁ、その……精神修練を積まないと、魔翌力が暴走してしまうとか、本人は言うんですけど……」

妹、まだ十歳の少女であるシリルは、身体が比較的弱く、その小さな身体に膨大な魔翌力を秘めているらしく、
少しでも精神的に衝撃が起きれば、彼女は暴走して、その魔翌力を爆発させてしまう程の素質を持っていた。

かつて、私の一家の土地である芋畑も、一度ならず二度まで、そのシリルの暴走を受けて全壊してしまっている。

「しかしまぁ、大変だねぇ。……とはいえ、夕暮れとなっているのだが、迎えに行かなくて大丈夫なのかな?」

「確かに、今日はいつもより遅いし……、お仕事はやめて、迎えに行ってみようと思います」

「それが良い。そして、明日もその小ぶりのお尻を見せておくれ」

「いい加減、セクハラで訴えますよ、もう」

勿論、というか、多分だが、このドミニオおじさんも冗談で言っているのだろう。寧ろそうでないと困る。
そんな冗談を交わし、彼と別れた私は、農具を置いて一度家に戻り、シリルが帰宅しているかどうかを確認した。

父と母が遺してくれた農場、そこで兄と妹と三人で暮らしていこうと決めた。
そして、私と兄が主導で農業を営んでいる最中、私にとって事件は起きる。兄が旅立つ事になったのだ。

人相が良い少年だった。手持ちが百ゴールドしかなく、途方に暮れている様子もあった。
それが、何故兄を見出したのは分からないが、兄は村の自警団にも加入しており、一番の腕を持っていた。

「君の力が欲しい。僕には君が必要なんだ」

後に勇者と呼ばれる少年が、兄にそう告げると、兄は>>39といった様子でホイホイと付いていってしまうのだ。


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