過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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446:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/06(日) 23:11:18.09 ID:NpEFiMJ4o
小夜 「歯を食いしばりなさい!! これから私は貴女を真綿で殴らなければならないわ!!」

一美 「わ、割とショボい!? で、でも何でっ!?」

小夜 「それは……自分に胸でも当てて聞いてみなさいッ!!」 ぽかっ

一美 「ひゃふんっ!」

小夜 「恋は、貴女が失踪して、そしてその時から色々辛い目に遭って!!」 ぽかっ

小夜 「それで……自分が悪いんだって追い込んで……!」 ぽかっ

小夜 「それでっ! 次第に他人に心が開けないようになっていってっ!」 ぽかっ

小夜 「それで、それでぇっ!! 等々人間として生きていられない状態にまで陥ったんじゃないっ!」 ぽかっ

 ぽかぽかぽかぽかっ!

一美 「…………」

一美 (真綿で殴られても正直、全然痛くない……)

一美 (だけど、小夜ちゃんは恋の過去を、私の知らない過去を知っていて、それで恋の代わりに怒ってる……)

一美 (それに、私のせいで、恋をこんな風に追い込んだなんて……)

一美 (あんな変態的な行為をして、そして勝手に去って……。……けど、それ以上に私は、恋に重い物を押し付けてしまったんだ……)

小夜 「なんとか、なんとか言いなさいよぉぉっ!!」 ぽかぽかっ

一美 「…………」


 止められなかった。小夜の気迫も凄まじく、そしてその内容もまた、私にとっては吐き出したい言葉でもあったのかもしれない。
それを代弁した小夜を止められず、何より一美の間に割って入る事も出来ず。そして私は嘆く。


 恋 (……見てるだけ。ただ、聞いて見てるだけ)

 恋 (自分の事なのに、自分が撒いた種を回収出来ず、ただ甘えて見てるだけ)

 恋 (動くのが怖い、脚が震えてる。なんて意気地が無いんだろう。……でも、私は変わろうと決意した)


 恋 (だから、今、この場を収めるのは>>447という方法しかない事も、私には分かるッ!!)


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