463:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/07(月) 00:13:28.78 ID:DOrqDBJko
折角の学園祭なのだから、もう少し元気を出して貰おうと、私は……模擬店のから揚げその他を買いあさって出した。
戸惑う小夜に、私は微笑みかける。そんなつまらない顔をしていたら、今日は台無しになるよって。
小夜 (恋の気持ちはちょっと分かるけど、なんで揚げ物だらけ?)
小夜 (でも、こうしてズレているのも恋らしいし……。……やっぱり考え過ぎね、私)
恋 「ほぉら、小夜も一緒に学園祭、楽しも?」
小夜 「ええ、そうするわ。……って、最近恋がエロゲーのヒロインに見えてきたんだけど」
恋 「ま〜じでっ!? やったね私! もう直ぐフラグが立ってエッチな目に……きゃぁぁ〜〜〜っ!!」
小夜 「……根本ではやっぱり変わってないわね、この娘」
詩乃 「貴女も妙な事を考えてないで、恋に従えばいい」
瑞希 「そうですよぉ〜、折角の酷杉カーニバルですものぉ〜」
小夜 「妖精と魔女に言われても……」
詩乃 「私を魔女と認めるとは、貴女割と優秀」
瑞希 「ふふふ、四季を告げる妖精として私も認めてくれるのね?」
小夜 「そういう意味で言ったんじゃないんですけどね」
美樹 「どうしたんですかぁ、皆さんで話し込んで」
一美 「ほら、恋ったら愛を引っ張って先に行っちゃったよ?」
恋 「えへへへへへぇ〜、どんどん行くよぉぉぉ〜〜!」
愛 「だ、だから、引っ張らないでってばぁ!!」
小夜 (そうだ……。妙な事があったから、不思議な事がこの世界にあるなんて、どうでもいいじゃない)
小夜 (こうして、皆で集まって、恋も以前より明るくなって……、私はそれだけで満足なのだから)
小夜 (だから今は、恋と、皆と一緒に学園祭、楽しもう……!)
小夜 「……私も、今行くわ!」
〜〜〜〜 芸夢製作部活動日誌 後編 おしまい
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