過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/12(土) 22:13:11.66 ID:96jBVZMxo
アリン (ついでに、異世界のものを食べさせたりとかして実験してみるんだけどね。にしし)

アリン (この魔界とは違う世界の……昆虫がいいわ! 昆虫を普通に料理して食べさせましょう)

アリン (そうと決まれば行動! ただ、面倒なのはわざわざ面倒を見ないといけないコトよねぇ……)

アリン (でも仕方ないわ。もしかするとこの迷い人は、私にとって重大な片腕になるかもしれないのだから) フフフ

良人 「……なんか、ぶつぶつ言って一人で笑ってる……」

良人 「俺、どうなるんだろう……。死んでも辛い思いをするのはやだなぁ……」



 ―― 蝶。現の者はニジイロチョウとも呼んでいるそれは、この世界では死を呼ぶ蝶とも呼ばれている。
その事を知った少女は、この世界でもその蝶が存在することを喜び、そして少年を想うのだ。

 その少女は、海原に居た。海原に浮かぶ箱舟、それに乗り、隣に並ぶ男の話を聞いている。
少女はその話をある程度は頭に入れて、ある程度は聞き流し、時折少年のことを思い浮かべるのだ。

ヴェルド「今回の作戦は、我々の住まう世界の核心に迫るものでもある」

ヴェルド「その為に今回の調査隊を編成した。だが、そうなったのも一年前、キミが我々の住まう都に現れたからだ」

彩菜 「…………」

ヴェルド「キミには力がある。我々をまるで庇ってくれるかのような、何もかもを打ち消す不思議な光。それを放つことが出来るのはキミだけである」

ヴェルド「……しかしとんでもないチート能力だ。キミはそれを本当に何処で身につけたのか」

彩菜 「……良人ぉ……」

ヴェルド「……人の話、聞いてくれていないな?」


 魔界と呼ばれた世界の核心、そこへ夏川彩菜と、そして甲冑を纏った騎士とも呼べる風貌の男、
そしてその部下達と共に向かう事になったのは、彼女が不思議な力を見せたのと、そしてニジイロチョウという名を口にした出来事にあった。


ヴェルド(伝承に依れば……、迷い人が聖女となりし日、蝶が羽ばたき、そしてこの世に世界を照らすだろうとされている)

ヴェルド(私の予感が的中するのならば、彼女こそ聖女。そして彼女の存在がこの世界の闇である>>491を払拭してくれるであろう)


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