過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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525:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/13(日) 00:03:04.31 ID:a6Ke4DAco
彩菜 (……私達の世界にある空気に似てる……。……そう、あの生乾きの洗濯物の臭いだ……)

エリス 「すいません、私がサナを護らないといけないのに……この有様で……」

彩菜 「仕方ないよエリス。……だって、普通に生乾き臭さが凄いもん……」

彩菜 (エリス・フォルンロード。騎士として抜擢された若き才女。けれど、魔法に長けたお姉さんのような存在)

彩菜 (そんな人でも、やっぱりこの臭い……キツいんだ……)

彩菜 (かくいう私もリアルな臭い過ぎて……って、先のほうで光が……?)

エリス 「ど、どうしましたサナ。ぼうっと何かを眺めているようですが……」

彩菜 「行こう、エリス! ……洗濯物を見つけちゃった!」

エリス 「せ、洗濯物!? って、何の話ですか!? って、待ってください〜!」

彩菜 (何かが光った。洗濯物かどうかは知らないけれど……)

彩菜 (あの光、ニジイロチョウの放った光に似ている。ううん、そのもの……!!)

彩菜 (待っていて良クン、私、必ずもとの世界に戻るから!!)


 ―― 蝶の魔女。それは普通に家を建てて、普通に周りの自然に囲まれて暮らしている、傍から見れば普通の人間そのもの。
何百年と生き永らえている筈なのに、幼子のような姿なのは不老不死という理由からであった。
そんな彼女も、蝶に魅入られた存在であり、最早そのような事はどうでも良いと、暢気に洗濯物を乾かせている。

魔女 「……ぷはぁ、今日も一万枚の洗濯が終わったのだ!」

魔女 「……さて、次は>>526を洗ってやろうかのう、にっしっし」


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