543:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/13(日) 21:11:35.72 ID:a6Ke4DAco
―― 春、桜も散っては緑が深まる頃合となり、比較的穏やかな気候に恵まれた私立酷杉学園女子高等学校。
生徒達の中では、夏前にやって来る体育祭の話題も徐々に出る中、一つの教室では三人の女子が、一つの画面を眺めていた。
その画面の中では、一昔前に流行したブルマという布地を穿いた女子高生達が映っている。
それは、私立酷杉学園がまだ女子高として別れておらず、共学校として名を馳せていた時代の映像でもあった。
恋 「うぼぉぁぁぁ……ナマ、ナマブルマだよ、ナマァァァ!!」
乃亜 「ナマは分かりましたけどぉ、恋先輩、ナマナマ言い過ぎぃ!」
姫菜 「はぁ、なんで私がこんな映像を検証しないといけないのよ……」
恋 「姫菜ちゃんもそう言わないで。本来ならば、新入生であり、新入部員である一年生の仕事なのに」
恋 「部長である私が手伝ってるんだからぁ。……感謝しなさいよねっ! びしぃ!!」
姫菜 「指差して自分でびしぃ、とか痛いと思わないんですか?」
乃亜 「だって、恋先輩だしぃ。こういう痛いキャラもツボってカンジじゃん!?」
姫菜 「……はぁ、まったく。それより、他の先輩達は何処へ行ったんです?」
恋 「んーとね、現地調査!」
乃亜 「げんち……」
姫菜 「ちょうさぁ?」
―― 私立酷杉学園女子も、ブルマから短パンに切り替わり、そしてその変化自体を皆素直に受け入れ、
それが当たり前となった中、この学園のグラウンドで体操着にブルマ姿の、他人から見れば異様とも取れる姿をした女子達が居た。
小夜 「……で、何故ブルマ姿に?」
詩乃 「答えは簡単。……すべては>>544から始まっているのだから」
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