過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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600:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/14(月) 00:17:25.64 ID:VA+n8YPpo
小夜 「あの調子だし、役に立たないわ。だから今回……最近遅めの変声期でちょっとずつ宮野真守ボイスになってきた一美に任せてみようと思うの」

一美 「よ、呼んだ? って、変声期っていきなり何よ!?」

小夜 「……アナタ、声がここ最近ずっとヘンよ。声変わりじゃない?」

一美 「そ、そんな事ないしっ! 声変わりなんて終わってこの美声だし! らんらんるぅ〜〜〜」

小夜 「ええ、やっぱりヘンなアナタに一任するわ。来週の主人公はアナタよ」

一美 「なんか凄いブン投げ方をしてきたっ!? し、仕方ないなぁ……、私がやってあげるかぁ」

姫菜 「わ、割とまんざらじゃない様子……!」

一美 「で、何をすればいいのかな、私は」

小夜 「今回のエロゲーのプロットを考えて頂戴。ついでにシナリオ丸々考えてくれてもいいわね」

一美 「…………私の担当、音だよね?」

小夜 「恋があの調子だし、掛け持って?」

一美 「そ、そんなぁ!!」


 ―― 数日後、夜更け。過疎市内 不座気川付近。

 そこに一人の少女が何かを探し回り、そして見つけ出してはビニール袋に詰め込んでいる。
滝川詩乃。三年生となり、やはり変わらず自分の事を魔女と信じ、行動に移す少女。
そんな彼女は、カタツムリが有る程度溜まり、いよいよ計画を実行に移すべきだと考えた。

 だが、その際に背後からすぅっと伸びる人影に、彼女はまだ気付かない。

詩乃 「……これだけあれば、儀式には十分」

詩乃 「明日から早速魔法少女化計画を―― 誰ッ!?」

?? 「……コンニチハ、モウヒトリノワタシ」

詩乃 「……もう一人の、私……!」

 数刻後、その場には、カタツムリの残骸だけが転がっていたという――。


〜〜〜〜芸夢製作部活動日誌 二年生編 つづく


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