644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/19(土) 23:19:16.01 ID:w8sDeVp+o
詩乃 (恋が私の部屋で男物パンツを見つけて、大暴走している……)
恋 「うほぉ〜〜〜、男物パンツ! しかもボクサーパンツと来たもんだ!!」
恋 「黒のこれ、シルク生地使ってるのかなぁ、すべすべしてる! すべすべ!!」
恋 「この高級ベッドで、男物パンツが一枚! これは……まさに事後!!」
瑞希 「……ねぇ詩乃、本当に事後だったりするの〜?」
詩乃 「そんなまさか。これは所詮資料に過ぎないモノであって……」
姫菜 「それにしても、広くて綺麗なお部屋。……意外とピンク、好きなんですね」
乃亜 「こっちにはぬいぐるみがいっぱいあるー! イラックマとかシラックマとかツラレクマとか!!」
詩乃 「人の部屋これ以上物色しないで。お願いだから――」
恋 「うほぉ〜〜、このベッドふかふかしすぎて、ギシギシ言ってるゥゥゥ!!」
恋 「ここで私がアンアン喘ぐと……? まさにギシアン成立!? 男物パンツ被っちゃうぅぅ!!」
瑞希 「あらあら、恋ちゃん、ついにパンツを被り出しちゃったわ。……本当にある意味変態ね〜」
乃亜 「わー、このぬいぐるみ、プレミアぬいぐるみだよー! 姫菜、見てみてよー!!」
姫菜 「本当だわ! これ……百万するプレミアモノじゃない! おまけにピンク色」
姫菜 「詩乃先輩ぃ、本当に何だかんだでピンク、好きなんですねぇ?」 ニヤリ
詩乃 「こ、これ以上……ボクの……」
恋 「うっほほ〜〜〜い!!」
姫菜 「好きですねぇ〜にやにや」
詩乃 「……私の部屋を勝手に荒らさないでぇぇぇっっ!!」
こうして、ボクこと私は意外と乙女なんだという事が露見した日から翌日のこと。
今度は瑞希が突然の欠席となり、私に心配を掛けるコトになる。恐らく影絡みだろう。
しかし彼女達は、私達に危害を加える為に現れた訳じゃない。自分達の、そして私達の世界を守る為に現れたようなものだ。
しかし、今回に限ってはそう事は簡単ではなかったのである――。
―― 芸夢製作部室。そこで皆、驚きを隠せない様子で沈黙することとなる。
何故なら、橘瑞希はこの日、>>645となったからであった。
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