671:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/20(日) 21:10:28.36 ID:VDpT+834o
〜〜〜〜 芸夢製作部活動日誌 二年生編 第三話
小夜 「……あの様子、絶対におかしいわ」 ガクガク
恋 「……ほえぇ」
小夜 「多分、いいえ、恐らく、というよりも十中八九、あの先輩は今は普通じゃない……!」 ブルブル
恋 「で、お昼休みから私の教室の片隅でガクブルしてどうしちゃったの?」
小夜 「聞いて恋! 実はかくかくしかじかで――」
恋 「……ぷっ」
小夜 「……ぇ」
恋 「あははははっ、瑞希先輩が怖くて恐ろしい? あははははっ!」
恋 「だってあの瑞希先輩だよぉ? 脳内お花畑で、妖精が飛び交ってるようなほんわかな先輩なのに」
恋 「人殺しを平気で行う殺意を感じただなんてぇ〜あはははっ!」
小夜 「そこまでは言っていないけれど。というかさり気無く脳内お花畑とか酷い事を言ってるわね」
小夜 「でも、事実そう思ったのよ。……それに」
恋 「……それに?」 ジー
小夜 「……なんでもないわ」
彼女を巻き込みたくないと、私は素直にそう思ってしまった。しかしある意味では既に巻き込まれているとも言えよう。
そんな愛しいような、でも時折面倒くさいような、そんな彼女は相変わらず能天気な有様で。
彼女は知らないのだ。先日の夜、何処で何が起こったかという事を。
そんな私は彼女と本来昼食を摂る予定でもあったのだが、軽い挨拶を済ませて本来の用事に出向こうと歩き出す。
すると恋が不思議そうな顔をして私に言ったのだ。
恋 「あれ、いつもならここでお弁当広げるよね? ……このままだと、私……昼食抜き゛ぃ゛ぃ゛!!」
小夜 「……ごめんなさい、それより一美を探さなくちゃならなくって」
恋 「私を見捨てるというのでづがぁぁぁぁ〜〜、人殺しぃぃぃ〜〜〜!!」
小夜 (仕方ない、恋には昼食である>>673を与えるとしましょう)
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