688:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/20(日) 21:47:32.78 ID:VDpT+834o
一美 「瑞希先輩が……光速を超えてるんだけど……」
小夜 「……はい?」
一美 「追試を昼休みに受けているみたいなんだけど。その場で一瞬で終わらせちゃって……!」
小夜 「追試って、別の教室でそれぞれ行われる予定ではなかったかしら」
一美 「それが良く分からないんだけどさぁ……」
確かに高峰一美が言うとおり、彼女は既に採点が終わった答案を見てにっこり顔をしていた。
その様子を廊下側から隠れて盗み見ているのだが、追試が終わった途端、他の女子生徒に囲まれて彼女の姿が見えなくなる。
一美 「瑞希先輩って、物質をコピーする能力なんでしょ?」
小夜 「その筈よ……そう聞いたもの」
一美 「なのに高速どころか光速! 見えなかったんだよ、鉛筆の動きが!!」
小夜 「たまたまじゃないの?」
一美 「うーん、やっぱりここは直接話をした方が良くない?」
小夜 「……でも、昨晩の詩乃先輩のやり取りを思い返すと……」
小夜 「詩乃先輩を襲った人物は、恐らく瑞希先輩よ」
一美 「で、その詩乃先輩は未だに連絡取れず?」
小夜 「ある意味再び行方不明中ね。折角戻ってきたと思ったのに」
一美 「うーん……。こう言う時、私にも能力があればなぁ」
小夜 「例えば実は悪魔だったという一年生編のフラグ回収とか?」
一美 「そんなのより>>689がいい!」
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