過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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720:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/20(日) 23:34:29.16 ID:VDpT+834o
 影 「あ、そうそう、最後に一つだけー。マジウケル話なんだけどぉ。……敵、動いたよ。恋のエロ妄想を消すつもりみたい」

一美 「ッ!? そんな事をしたら、恋は……彼女は……」

 影 「自我が崩壊するかもー、だったらウケルー! ……マジ、ううん、冗談抜きで防ぎなさい」

 影 「アナタのその能力、複製を意味するわ。自分を分身させるだけじゃない、単純な分子構造のモノなら複製出来る」

 影 「だからといって固有結界を敷いて、某身体は剣で出来ている―― なんて言ったらマジウケルー!」

一美 「……割と普通に喋れるかと思ったら、やっぱりズレていた!?」

 影 「ま、後は全て任せるわ。……こっちの瑞希先輩が無茶をしてごめんなさいね」

 影 「だけど分かってあげて。……私達でも、あの人たちでも、敵わなかった。それだけ相手は絶大」

 影 「……託す形になってしまったのは申し訳ないけれど。……後はまーテキトーに頑張ればー? きゃはっ!!」

一美 「言うだけ言って、勝手に消えて……うぅぅ、何か凄い切なくなってきた……」

一美 「だけど、さっきのもう一人の私が言ったことが本当ならば……。……よしっ!!」


 ―― 夜、相沢邸。

 私こと相沢美樹の家は、豪華らしい。その辺りは正直良く分からない。
生まれてこの方恵まれている方だとは思っていた。望めば与えられ、そして望めないものはない。
それくらいに私は裕福で、不自由ない生活を送っていたのは間違いない。

 だけど、求めても望めない未来が待っている。そう気付くと、凄く胸が切なくて、キツイ。


美樹 「……はぁ。今日、美樹ちゃんも恋ちゃんの家にお泊りかぁ」

美樹 「何故か小夜ちゃんもお泊りするって言っていたし……。瑞希先輩は詩乃先輩の居場所が分かったからとか」

美樹 「なんか、私だけ……置いてけぼり……」

所沢 「……お嬢様、物思いに耽っている最中で申し訳ないのですが」

三沢 「……家で野菜王子の抱き枕を抱いて、独り言を言いながら更に>>721をするのはお止め下さい」


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