過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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735:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:13:10.78 ID:F3vVLh4vo
 恋 「……で、選んだパジャマが……ゴシックロリータですか……」

美樹 「へ、ヘン……かなぁ……」

 恋 「ぜ、全然ヘンじゃないよっ!? 凄いお似合いだよっ!? だって美樹ちゃん可愛いし!!」

美樹 「か、かぁいい……だなんてぇ……///」

 恋 (美樹ちゃんとお泊りなんて初めてだけど……。しつこく小夜が私もってせがんで来たのを断って尚お釣りが来る……)

 恋 (この照れてる美樹ちゃんの可愛さ……文字じゃ伝えられないぃぃっ!!)

美樹 (所沢や三沢、そして日比香さんに黙って家を抜け出してきたけれど……)

美樹 (可愛いって言って貰えて凄く嬉しい……。無理して抜け出してきて良かった……!)

 恋 (それより……なんて話題を切り出せば……。妙な空気になっちゃってるような?)

美樹 (あうぅ〜、嬉しすぎてなんて話せば良いか分からないよぉ……)

二人 「……あ、あのっ!!」

二人 「…………ど、どうぞ!?」

 恋 (予想通り会話が進まないパターンがきたぁぁぁぁっ! ……どうしよ)

美樹 (恋ちゃんと被って上手く話が出来ないよぉ。……ど、ドキドキして止まらないぃ……)


 沈黙。時計の針の音だけがただただ聞こえてくる。折角恋ちゃんと二人きりになれたのに。
だけどお話できない。次第にその沈黙が辛くなり、苦しくなる。だからこそ余計に話を切り出したいのに、上手く行かない。

 しかしそれは、彼女の机の上にある一つの紙の山に目が留める事になる。


美樹 「ねぇ、これって……ゲームのプロット?」

 恋 「あ、そうそう! この前、一美と小夜が泊まりに来たときに、一気に仕上げたんだぁ!」

美樹 「へぇ……ちゃんと頑張ってるんだぁ……」

 恋 「……美樹ちゃん?」

美樹 「……羨ましいな、一美ちゃんも、小夜ちゃんも。特技があって、そしてそれを生かせて」

美樹 「私には……何もないよ……何一つ……」


 恋 「そそそ、そんなコトないよ!? 美樹ちゃんだって>>736が得意じゃない!!」


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